2021年10月15日

WE M4 タイプ CO2マガジン 検証 その1(耐久・耐圧テスト)

皆さんこんにちは。
ストライクアームズです。

WE M4タイプのCO2マガジンが2021年に新型になったということで、
検証をしてみました。

構造は従来から変わって、かなり大胆な設計になっています。
CO2ボンベから、3連構造になったガス室を抜けて放出バルブからCO2ガスが抜ける構造になっています。
放出バルブは漏れにくい構造に変更になり、放出口も細いので、パワーが出過ぎないこと、瞬発力に配慮された構造だと思われます。日本のメーカーをかなり研究していると思われます。
CO2マガジンでガス室があると、耐圧性が不安ですので、耐久、耐圧テストをしてみました。
しかし、構造的にガス室は円柱形で耐圧には有利な形状ですから、心配はなさそうというのが所感でした。
サバゲー野外で朝10時から16時まで6時間直射日光にさらされた状態を想定しています。

室温は23.5度、マガジンの外装温度は23度でCO2ボンベをマガジンに装着し、ガス漏れがないことを確認しスタート。
60度になる庫内に6時間入れっぱなしにします。
6時間強入れておいたマガジンの外装は89度、WEのマガジン外装はアルミケースなので、かなり高い温度です。
どうも、防御用に断熱材を敷き詰めたのが原因のようです。
想定よりも過酷なテストになってしまいましたが、良いでしょう。

マガジンに破損はなく、ガスはほとんど漏れており、圧力が上がったとき、破裂する前に漏れる構造になっているようです。耐圧性(安全性)に問題はないことがこのマガジンについては実証されたと思います。
ただ、当店がテストした個体だけの話で、全ての個体に関わる話にできるかどうかは別の話ですので、ご注意下さい。

その後、完全に冷えるまで一日放置して、再度CO2ボンベを入れてみました。
最初ほんの少し漏れていましたが、直ぐに止まり、それからは普通に使えておりましたので、ある程度の信頼性はあると思います。

CO2マガジンはボンベ入れっぱなし保管は厳禁ですし、高温になる車内などに置いておくなども厳禁です。
最近夏は暑いですから、野外フィールドで直射日光に当たり続けるという、かなり無茶ですが、あり得なくはない想定でテストをしてみました。
皆さんのエアソフトガンライフの参考になれば幸いです。

では、また。

  


Posted by StrikeArms  at 12:00Comments(4)CO2関連