2011年04月11日
WE M14用オリジナルハンマーSP&リコイルSP ガイド
こんにちは。
今回、ストライクアームズ製オリジナルハンマースプリングとリコイルスプリングの組み込み方法と、インプレッションを担当させて頂きます、影山と申します。分かりずらい点もあるとは思いますが、ご自分で組み込みをチャレンジされる方のお力になれれば幸いです。
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ストライクアームズより注釈:
今回より、店長が多忙のためこう言った組込記事などが十分に書く余裕がないため、
外部チューナーさんなどに記事を担当して頂いております。
もちろん、記事はストライクアームズが監修しておりますので、内容に関して何かございましたらストライクアームズまでお知らせくださいませ。
また、只今電動ガン関係の記事を必要に応じて(不定期)書いて頂ける方を募集中です。
空いた時間を有効に使ってみたい方や、勉強のために手伝ってみたい方、
まずは、ストライクアームズまでご連絡ください。
もちろん、お仕事を依頼しますので報酬も多くはありませんがお支払いします。
では、記事本文をどうぞ。
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それでは、ハンマースプリングの組み込みから解説致します。
まずフィールドストリップを行い、トリガーユニットとアッパーユニットをストックから外します。
▲トリガーユニットを取り出してコッキングさせた写真です。
組み込みに直接関係ありませんが、純正のものはトリガーボックスの強度不足と精度が悪くパーツの合いが良くない為破損する場合があります。こちらのトリガーボックスはRA-TECHからスチール製の強化パーツが販売されていますので、ハードに使う方などは交換した方が良いかもしれません。写真のものは若干磨り合わせを行いパーツの合いを良くしていますが、ハンマースプリングを弱めのものに交換する事によって、純正のままでも破損の危険は低下します。
▲ハンマースプリングを交換する際外すパーツです。
ハンマースプリングの交換は、こちらのトリガーピンを外すだけで簡単に交換できます。特に器具は必要ないのですが、ハンマースプリングのアッセンブリー等が飛んで行きやすいので、トリガーピンを抜いた後は慎重に各パーツを外して下さい。ちなみにこちらのトリガーピンもRA-TECHからステンレス製のものが販売されています。
▲ハンマースプリングとアッセンブリーを外した写真です。
写真のハンマースプリングは、上がストライクアームズオリジナル、下が純正となっています。スプリングを交換する際は軽く油を拭き取り、シリコンオイルを塗布しておくと作動の向上や、パーツの摩耗を軽減することが出来ます。
組み込みは分解の手順を逆から辿っていけばOKです。もしアッセンブリー等パーツの向きが分からなくなってしまった場合は、上記の写真等を参考にして頂ければ幸いです。以上でハンマースプリングの交換については終了です。
続いてリコイルスプリングの交換手順です。
リコイルスプリングガイドの分解についてはこちらの記事でも紹介されていますので、参考にしてください。
▲さて、まずはアッパーユニット下部にあるリコイルスプリングガイドをユニットから外します。そのためにガイドを固定しているピンを外すのですが、その前に固定ピンを固定しているイモネジを外さなければなりません。少し特殊なサイズですのでレンチがなければ精密鑢などで代用してみてもいいかもしれません(筆者はそれで外せました)。
▲以前の記事ではイモネジ側へ固定ピンを抜くようにと記載されていましたが、おそらくどちらからでも抜けます。写真は逆側から固定ピンを抜いた時のものです。ただ、実際には固定ピンの形状が特殊なため、安全性などを考えるとイモネジ側へ抜いた方が良いのかもしれません。
▲スプリングガイドと固定ピン、イモネジを外した写真です。
スプリングは上からオリジナル/ノーマル、オリジナル/ソフト、純正です。純正とノーマルはスプリングレートが違うことが、感触からも分かります。ノーマルとソフトのレートの差は純正とノーマルほどではないので若干分かりずらいかもしれません。ただ、オリジナルスプリングは例によって色分けされているので間違えることはないでしょう。以前作られたSCARやG39C用の物と同様に、青がノーマル、赤がソフトになっています。
▲スプリングを交換したら、後はもとの位置にパーツを戻していくだけです。ひとつ気をつけて欲しいのは、上の写真にあるようにイモネジ用の穴をあらかじめ上に向かせてから固定ピンを組み込むことです。また、固定ピンというものの、かなりルーズに作っているためか位置が動きやすいので、イモネジを締める時は注意して下さい。
▼以下より純正スプリングとの比較データです。
オリジナルSPのデータはハンマースプリング、リコイルスプリング(ノーマル)共に組み込み済みのものを載せています。また、WEのGBBライフルは非常に個体差があるので、誰のどんなものにも同じ傾向が当てはまるとは限りません。あくまで参考、目安としてお考え下さい。
室温 20.0度 / 134aガス使用 / 0.2g BB弾使用
・初速比較
・サイクル比較
純正スプリング・・・・・・4.95 shot/sec
オリジナルSP ・・・・・・4.60 shot/sec
どれも、最初1発を除く連続10発のデータです。不良データの少なかった回ものをピックアップしています。
表を見て頂ければわかりますが、オリジナルSPでは純正に比べ初速は10%ほど落ちているものの、かなり安定した初速になりました。純正に比べスプリングの精度や材質自体が向上している証拠だと思います。またサイクルについても、純正の硬いハンマースプリングにとられるエネルギーロスが、オリジナルのスプリングを使うことによって減少しているためか、結果的なサイクルは殆ど変わっていないといっていいと思います。
これから暑い季節になっていくので、低圧環境での動作はさほど気にする人はいないのかもしれませんが、低圧時だけでなく安定した動作が期待できるパーツです。価格もかなり抑え目な設定になっているので、ハンマースプリングと、リコイルスプリングのノーマルかソフトどちらかくらいはセットで持っていても良いかもしれませんね。
今回、ストライクアームズ製オリジナルハンマースプリングとリコイルスプリングの組み込み方法と、インプレッションを担当させて頂きます、影山と申します。分かりずらい点もあるとは思いますが、ご自分で組み込みをチャレンジされる方のお力になれれば幸いです。
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ストライクアームズより注釈:
今回より、店長が多忙のためこう言った組込記事などが十分に書く余裕がないため、
外部チューナーさんなどに記事を担当して頂いております。
もちろん、記事はストライクアームズが監修しておりますので、内容に関して何かございましたらストライクアームズまでお知らせくださいませ。
また、只今電動ガン関係の記事を必要に応じて(不定期)書いて頂ける方を募集中です。
空いた時間を有効に使ってみたい方や、勉強のために手伝ってみたい方、
まずは、ストライクアームズまでご連絡ください。
もちろん、お仕事を依頼しますので報酬も多くはありませんがお支払いします。
では、記事本文をどうぞ。
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それでは、ハンマースプリングの組み込みから解説致します。
まずフィールドストリップを行い、トリガーユニットとアッパーユニットをストックから外します。
▲トリガーユニットを取り出してコッキングさせた写真です。
組み込みに直接関係ありませんが、純正のものはトリガーボックスの強度不足と精度が悪くパーツの合いが良くない為破損する場合があります。こちらのトリガーボックスはRA-TECHからスチール製の強化パーツが販売されていますので、ハードに使う方などは交換した方が良いかもしれません。写真のものは若干磨り合わせを行いパーツの合いを良くしていますが、ハンマースプリングを弱めのものに交換する事によって、純正のままでも破損の危険は低下します。
▲ハンマースプリングを交換する際外すパーツです。
ハンマースプリングの交換は、こちらのトリガーピンを外すだけで簡単に交換できます。特に器具は必要ないのですが、ハンマースプリングのアッセンブリー等が飛んで行きやすいので、トリガーピンを抜いた後は慎重に各パーツを外して下さい。ちなみにこちらのトリガーピンもRA-TECHからステンレス製のものが販売されています。
▲ハンマースプリングとアッセンブリーを外した写真です。
写真のハンマースプリングは、上がストライクアームズオリジナル、下が純正となっています。スプリングを交換する際は軽く油を拭き取り、シリコンオイルを塗布しておくと作動の向上や、パーツの摩耗を軽減することが出来ます。
組み込みは分解の手順を逆から辿っていけばOKです。もしアッセンブリー等パーツの向きが分からなくなってしまった場合は、上記の写真等を参考にして頂ければ幸いです。以上でハンマースプリングの交換については終了です。
続いてリコイルスプリングの交換手順です。
リコイルスプリングガイドの分解についてはこちらの記事でも紹介されていますので、参考にしてください。
▲さて、まずはアッパーユニット下部にあるリコイルスプリングガイドをユニットから外します。そのためにガイドを固定しているピンを外すのですが、その前に固定ピンを固定しているイモネジを外さなければなりません。少し特殊なサイズですのでレンチがなければ精密鑢などで代用してみてもいいかもしれません(筆者はそれで外せました)。
▲以前の記事ではイモネジ側へ固定ピンを抜くようにと記載されていましたが、おそらくどちらからでも抜けます。写真は逆側から固定ピンを抜いた時のものです。ただ、実際には固定ピンの形状が特殊なため、安全性などを考えるとイモネジ側へ抜いた方が良いのかもしれません。
▲スプリングガイドと固定ピン、イモネジを外した写真です。
スプリングは上からオリジナル/ノーマル、オリジナル/ソフト、純正です。純正とノーマルはスプリングレートが違うことが、感触からも分かります。ノーマルとソフトのレートの差は純正とノーマルほどではないので若干分かりずらいかもしれません。ただ、オリジナルスプリングは例によって色分けされているので間違えることはないでしょう。以前作られたSCARやG39C用の物と同様に、青がノーマル、赤がソフトになっています。
▲スプリングを交換したら、後はもとの位置にパーツを戻していくだけです。ひとつ気をつけて欲しいのは、上の写真にあるようにイモネジ用の穴をあらかじめ上に向かせてから固定ピンを組み込むことです。また、固定ピンというものの、かなりルーズに作っているためか位置が動きやすいので、イモネジを締める時は注意して下さい。
▼以下より純正スプリングとの比較データです。
オリジナルSPのデータはハンマースプリング、リコイルスプリング(ノーマル)共に組み込み済みのものを載せています。また、WEのGBBライフルは非常に個体差があるので、誰のどんなものにも同じ傾向が当てはまるとは限りません。あくまで参考、目安としてお考え下さい。
室温 20.0度 / 134aガス使用 / 0.2g BB弾使用
・初速比較
純正スプリング(m/sec) | 36.2 | 26.8 | 39.2 | 34.9 | 30.5 | 33.1 | 37.3 | 24.2 | 30.5 | 28.8 |
オリジナルSP(m/sec) | 35.2 | 33.7 | 34.1 | 32.8 | 29.0 | 35.3 | 31.3 | 28.9 | 27.5 | 28.0 |
・サイクル比較
純正スプリング・・・・・・4.95 shot/sec
オリジナルSP ・・・・・・4.60 shot/sec
どれも、最初1発を除く連続10発のデータです。不良データの少なかった回ものをピックアップしています。
表を見て頂ければわかりますが、オリジナルSPでは純正に比べ初速は10%ほど落ちているものの、かなり安定した初速になりました。純正に比べスプリングの精度や材質自体が向上している証拠だと思います。またサイクルについても、純正の硬いハンマースプリングにとられるエネルギーロスが、オリジナルのスプリングを使うことによって減少しているためか、結果的なサイクルは殆ど変わっていないといっていいと思います。
これから暑い季節になっていくので、低圧環境での動作はさほど気にする人はいないのかもしれませんが、低圧時だけでなく安定した動作が期待できるパーツです。価格もかなり抑え目な設定になっているので、ハンマースプリングと、リコイルスプリングのノーマルかソフトどちらかくらいはセットで持っていても良いかもしれませんね。
Written by [GUN SMITH DOG]
影山 回
【オリジナル】 WE EBR用スチールアウターバレル発売!
EBRキット 組み込み方法
WE M14 EBR 写真撮りました。
WE M14 マガジン分解(30連に換装)
WE M14刻印パーツがRA-TECHより発売!
WE-TECH M14 ウッドストック発売決定?
EBRキット 組み込み方法
WE M14 EBR 写真撮りました。
WE M14 マガジン分解(30連に換装)
WE M14刻印パーツがRA-TECHより発売!
WE-TECH M14 ウッドストック発売決定?
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