2021年09月09日

WE SCAR GBBシリーズボルトキャリアの形状変更について(2021/9)。

皆さんこんにちは。
ストライクアームズです。

お客様からの情報で判明したのですが、
WE SCAR-L GBB(恐らくHも)のボルトキャリア形状が変更されました。
基本の形は従来と同じですが、アッパーとボトムの接続部の肉厚が変更になっております。

当店も、変わったあとの部品が揃っていないので写真でご説明出来ないのですが、
使える組み合わせを下記にご紹介します。

・新型ボルトキャリアアッパー(No.48)を使用する場合。
新型ボトム(No.198)・・・使用可能
旧型ボトム(No.198)・・・使用可能

・旧型ボルトキャリアアッパー(No.48)を使用する場合。
新型ボトム(No.198)・・・使用不能
旧型ボトム(No.198)・・・使用可能

となります。
組み合わせとしては、使える場合が多いので、トラブルに遭遇する可能性はそれほど高くはありませんが、
旧AWSSをコンバージョンキットでオープンボルトへコンバージョンする場合など、使えないケースが発生致します。
新しい、No.48は現在手配を開始しておりますので、入荷しましたら購入出来るように致します。
RA-TECH製ボルトキャリアは上下セットはセット品のため、組込には何も問題はありません。アッパーだけの商品をお買い上げ頂く場合は、ボトムが旧形状であることが条件になります。新型はお使い頂けません。
メーカーには既に情報共有し、次回生産から変更になると思いますが、それまでは少し注意が必要です。

では、また。

2021年12月追記
更にボルトキャリアの形状変更が行われています。
新型のコンバージョンキットに付属する形状が変わっておりました。詳しくは商品ページをご確認下さい。
https://strikearms.jp/SHOP/2301KITSCAROC_2021.html


蛇足
今回の変更が何で行われたのか。
さっぱり分かりません。一応固定部分の前後の厚みは厚くなりますので耐久性アップがメインかと思わなくもないですが、正直なところ、面積が増えずに容積が増える方向なので、慣性がついて耐久性に劣るのではないかと思ってしまうのですが、元から肉厚で割れたりもしない部分なので(ゼロとは言いませんが少ないでしょう)、意図が見えない改良です。
もしかしたら、製造上の理由かもしれませんね。  


Posted by StrikeArms  at 12:00Comments(2)WE SCAR

2016年06月24日

新商品 WE SCAR-L/H GBBシリーズ用 ボルトキャリア調整シム

皆さんこんにちは。
ストライクアームズです。

更新に1ヶ月以上間が開いてしまい申し訳ございません。
お陰様でとても忙しくさせて頂いております。ありがとうございます。

大人気のWE SCAR GBBシリーズですが、消耗してきたり、マガジンとの組合せで給弾不良が出ることがありました。特にSCAR-Hでは新品状態でも起こることがあり、頭を悩ませている方も多いと思います。
今までは当店に修理をご依頼頂いた方には、汎用品を使って直してきた訳ですが、
SCAR-Hがリリースされてその頻度が増えました。
量的に2倍とは言わないまでも、母数が増えていますから仕方がないことなのですが、
この量であれば、量産しても赤字にならないだろうという目算がありまして、専用シムを作ってしまいました!
売れなかったら・・・、私のお小遣いが数ヶ月なくなるくらいの赤字です(笑)おおぅ、痛い・・・。

WE SCAR-L/H GBBシリーズ用 ボルトキャリア調整シム

詳しい説明は商品ページに任せますが、ボルトキャリアのクリアランスを調整可能ですので、
マガジンとボルトキャリアの位置関係で給弾不良が起こっている場合は、修理が容易になります。
また、これが原因だったのかと今お気づきになられた方も多いのではないでしょうか。
たった、0.3mm、0.6mmのクリアランスが原因なことがいかに多いのか・・・。
給弾不良でお悩みの方、原因がボルトキャリアとマガジンのクリアランスにあるのであれば、ピタっと収まりますので、是非お試し下さい。

組込が簡単になるように専用品にしたのですが、お値段はちょっと高くなってしまいました。
専用品な分、シム面積が広くなって締め付けやすいですし、緩みにくいようになっています。
ステンレス製なので錆にも強いですから安心してお使い頂けます。

構想以来ずっと出したかった製品でした。
恐らくこの症状の所為で、好きなのに使用を諦めてしまった方も多いのではないかと思っております。
全ての給弾不良が直るような品物ではないですが、原因の一つではありますので、かなりの方に福音を届けられると考えています。
割高とは言いましたが、2千円しない商品なので、1度使って見て頂ければと思います。

では、また。  


Posted by StrikeArms  at 20:00Comments(0)WE SCAR

2011年02月05日

WE SCAR オープンボルト インプレッション

皆さんこんにちは。

ストライクアームズです。

私なりにインプレッションでも書いてみようかと思います。

まずはデータから。
■初速■
0.2gBB・室温19度・134aガス使用・ノンホップ
82.3m/s
71.4
70.3
69.8
69
69.3
68.7
69.9
71.5
70.6


連射サイクル
12.6発

まずまずですね。
夏になれば連射サイクルはもう2発位上がると思います。
初速に関しても夏になれば上がって来て使いやすくなるでしょう。
初回の初速が速いのはWEはいつものことなので気にしない方向で・・・。
というか、この室温で30発フルオート撃ち切ってボルトストップ掛かったことに驚きました。
まぁ、サイクルはめっちゃ落ちてましたが(笑)。

■感想■
リコイルはG39と同等か少し上かなといった感じです。
耐久性には不安が残りますが、動作性の向上だけでいっても相当良いです。
G39シリーズも相当良いですが、金属レシーバーと金属ボルトが織りなすサウンドはやはりド迫力。
家族からうるさいと怒られました(笑)。

この動作性はボルト内のシリンダー径を極限まで広げている効果ですね。
おかげでハンマーをコックする部分の肉が薄くて不安ですが、この動作性と引き換えならば仕方ないかな・・・。

ボルトは仕入れておこうと思います。
それとリコイルスプリングも細くなっているので、ヘタリが心配です。これも時間を見てオリジナルで作ろうとは思っているので、気長に待ってください。

ガイド自体はスチールなので折れたりはしないでしょう。ここのグリスアップを怠ると動作性がみるみる落ちるのでこまめにメンテお願いします。
それと、リコイルが激しくなったせいでストック基部が割れそうで怖いので、ガイドの端にゴムを貼ろうかと思います。

あとは、チャンバー関係ですね。

G39シリーズに似た感じなので、鬼ホップは心配ないでしょう。
固定方法からして、大丈夫だとは思いますが多少まっすぐ飛ばすには調整がいるかなと思います。
私のは、少しだけチャンバーパッキンがずれて調整をしました。
今では結構まっすぐ飛びます。
私的にはゲームで十分使えそうです。

いやー、本当にWEの動作性能の改善には舌を巻きます。KAC PDWもかなり良い出来でしたが、
M14、G39と着実に進化してSCARでも活かされています。
ただし、細かい部分で詰めが甘いのでちょっと手を入れる必要がありそうです。

まぁ、総合性能が良い上に安いので本当にお勧めできる機種ですね。

おっと、忘れるところでした。
オープンボルト仕様からFNマーキングがないようなので刻印関係が気になる方は、今のうちに旧バージョンを確保してコンバージョンすることをお勧めします。
私はそんなに気にしないほうなので(遊べるほうを重視)良いのですが、世の中的には私は少数派なようなので(笑)。

では、また。  


Posted by StrikeArms  at 17:00Comments(6)WE SCAR

2011年02月05日

WE SCARオープンボルトキット組込ガイド

こんにちは。

ストライクアームズです。

今回は皆さんお待ちかねのオープンボルトキットの組込ガイドを書きたいと思います。
KAC PDWの時は簡単だったので書かなかったのですが、今回はそれなりに作業量が多いです。

では、いってみましょう!

※組み込んでいるSCARは私の私物なので細かい部分が純正ではありません。組込には影響ないのでご了承を。

WE SCAR オープンボルトコンバージョンキット内容物一覧


1:SCARを通常分解します(アッパー、ロア、ストック分解、ボルト抜き出しまで)。

これはマニュアルに書いてあるので特に説明しません。というか、これが分からない人は組み込めないので誰かに頼むか、当店にご依頼ください。

2:ロアレシーバー内のトリガーアッセンブリを交換する。

まずは、セレクターを取り外します。画像の部分にイモネジがあるので緩めてください。
そうするとセレクターレバーが取れます。この時下に入っているスプリングとスチールボールは小さいので紛失しないようにしてください。外すセレクターレバーは右側だけでOKです。
その後、ハンマーをコッキング状態にしてからセレクターを抜き出します。その際に赤丸で囲んだパーツ(ディスコネクタっていうんでしたっけ?)を銃口側に押さえつつ、セレクターを回しながら抜くと楽です。反対側にもスプリングとスチールボールあるのでご注意。



次に画像のネジを2本外します。



ハンマーをダウンさせて(重要です)から、トリガーアッセンブリ(ボックス)を上に引き抜きます。
この時、ボックス右側にストライカーロックがあります。スプリングがテンション掛かったまま固定されずにはまっているので、取りだす際にどこか行かないように注意です。
画像は取りだしたトリガーアッセンブリ。左がオープンボルト用、右が従来用。
見比べましたが、塗装の仕上げが違うだけで全く同じに見えます。たぶん同じでしょう(笑)。



キットに付属しているトリガーアッセンブリに、付属のストライカーロック(銀色の変な形をしたパーツです)を組込してロアレシーバーに戻します。ストライカーロックのスプリングは何故か鬼固いスプリングが付属しているので、今まで使っていたものを使用しましょう。たぶん、固いのを入れるとストライカーロックの寿命が縮みます。とはいえ、付属のストライカーロックはG39シリーズから採用された強化版なので従来よりは頑丈ですが。

ロアレシーバーにトリガーアッセンブリを戻す時には、No.89を取り付けるのを忘れないようにしましょう。
これ忘れると動きませんので。
セレクターを戻す時には、ハンマーをコックしてからディスコネクタを銃口側に押しつつ、セレクターを回しながら入れるとうまく入るはずです。無理やりじゃなければ壊れないので、グリグリと回しながら入れましょう(笑)。慣れないとここが一番難しいかもしれません。
セレクターの位置合わせをして、スチールボールとスプリング忘れずに入れてから組み込んでください。
この時右側のセレクターを組込み、その後左側のセレクターを外してスチールボールとスプリングを入れると楽なはずです。

次はボルトストップを交換しましょう。これははまっているだけなので上に抜けば簡単に交換できます。
画像は左がオープンボルト用、右が従来用です。このパーツ非常に鋭くとがっているので怪我しないようにしてください。



リコイルバッファスプリングとガイドも比較しておきましょう。
従来のものと互換性ありませんので注意です。オリジナルリコイルバッファスプリングは使用できませんのであしからず。動作試験をしっかりやってから必要ならばスプリング作ります。
製作しました(販売済み)。
このスプリング、非常に固いのと、オープンボルトのリコイルがかなり強力なのでストック側に薄いゴムなどを貼ったほうが良いかもしれません。
最新版では、WEの改良が施されて解消済。
これも交換するだけなので特に解説はなしです。

リコイルスプリングの交換は先端についている六角ネジを外すだけです。
ネジロックが大量に塗布されていて外しにくい場合があります。
外す際にリングパーツが飛んでいきますので、なくさないように注意してください。



3:ボルトの交換
ボルトの交換をします。画像のネジを外すとボルトがキャリアから取り外せます。
かなり固いので、ゴムハンマーなどで叩いてあげると取りだしやすいかもしれません。
古いグリスやオイルはここで洗浄してあげましょう。
その後にネジ留めしてあげればボルトは完成です。


ボルトの比較です。右がオープンボルト。
少し薄くなっていますね。ハンマースプリングとの干渉が少し弱くなるので動作性アップにつながりそうです。リコイルバッファスプリングガイドの穴が小さいですね。従来の部品を捨ててまでシリンダーを大きくしているので、動作性はかなり良いです。G39シリーズを凌ぎます。


こちらは左がオープンボルト。
見慣れた旧システムからオープンボルトに変わったのが実感できますね。
オープンボルト用のNPASキットは取付OKです。組込方はM14やG39と同じです。
シリンダー内(ピストン内は吹かないでください)とピストンレール部にシリコンオイルを吹いておきましょう。


4:バレルアッセンブリを交換する。
まず、バレルを取りだすので、アッパーレシーバーのネジを両側計6本ゆるめます。このネジはトルクスネジなので、T10ドライバーを使用するか、SCARのフロントサイトの工具を使用するか、六角レンチで代用してください。舐めないように注意してくださいね。このネジは脱落防止機構付きなので外れません。


次に下部レールを外します。これは六角ネジ2本で止まっているだけです。


これでアウターバレル、インナーバレル、チャンバー、シリンダーがずるりと銃口側に取りだせます。
チャンバーブロックが固い物もあるので固い場合はゴムハンマーなどで軽く叩きながら取りだして下さい。
この時にNO.29が取れますのでなくさないようにしてください。向きもあるので覚えておいてください。
角が丸くなっているほうがストック側です。

この後、フロントサイトを移植します。
まずは、この割りピンを抜きます。ピンポンチがある方はそれで作業してください。ない方はキット内に黒い5cmくらいのピンは入っていますのでそれを利用してください。
潰してしまわないように、ハンマーとピンで慎重に抜きます。


割りピンを抜いた後は、フロントサイトを立ててください。画像のところにイモネジがあるので緩めます。


これでフロントサイトが抜けますので、キットに付属しているアウターバレルに移植してください。

最後にチャンバーブロックとインナーバレルをアッパーレシーバーに取り付けます。
一度外しているので取り付けは問題ないと思いますが、サイドのネジで固定する時に苦労するかもしれません。画像の位置でぴったりです。取り付ける際の参考どうぞ。


チャンバーブロックとインナーバレルを取り付けたら、最後にアウターバレルをかぶせて、サイドのネジで固定し、下部レールを取り付けてアッパーレシーバー完成です。

あとは、各パーツを元に戻せばオープンボルトSCARの完成です。お疲れさまでした。

分からない部分があれば聞いてください。
なるべく分かりやすく書いたつもりですが文章では伝わりにくい部分もあるので。

では、また。

  


Posted by StrikeArms  at 08:00Comments(0)WE SCAR

2010年07月14日

WE-TECH SCAR 分解(アッパーレシーバー)

こんにちは。

ストライクアームズです。

オリジナルハンマースプリングも発売になって忙しくなるのは目に見えておりますので、
今のタイミングで分解記事の最後を書いておこうと思います(笑)

WE-TECH SCARのアッパーレシーバー(フレーム)の分解の仕方です。
バレルまで分解したいと思います。
RA-TECH製のスティンガーを組み込む時などの参考にして下さい。

※例によって自己流なので間違っている等あればご指摘ください。


▲下側のレールについている六角ネジを2本とも外します。
そうするとレールが外れます。


▲写真で指しているトルクスネジを外します、左右に3個(前1個中心辺りに2個)ずつ計6個ついております。
スティンガーを取り付けるときには6個全て外して下さい。
ただ、分解する場合は前側に2個外せばOKです。
トルクスドライバーはT-10を使用しますが、SCAR本体のフロントサイト下についている工具を取り外して使用することもできます。

6個ともトルクスネジを外す場合は、サイドレールも取り外して下さい。六角ネジで止まっているだけなので簡単に外れます。前後で長さが違うので組み込む時に間違えないようにしてください。
その際アウターバレルを支えているスペーサーが外れますので、位置を確認しておいてください。


▲アウターバレルを前に引き抜きます。初めて分解する場合はめちゃくちゃ固いです。少しずつ慎重に抜いて下さい。外した際に前側のスペーサーも一緒に外れますので向きを記憶しておいて下さい。
トルクスネジを6個とも外した場合はチャンバーベース(名前適当)を一緒に外します。SCAR用スティンガーに付属している黒い金属ブロックと同じパーツのことです。前に動かした後下に抜きます。注意してください。固い場合はゴムハンマーなどで軽く叩きながら外して下さい。


▲アウターバレルを分解します。写真で指しているところにピンで固定されています。
ピンポンチや六角レンチなどを使用して、ハンマーで叩いて抜いて下さい。
これも初めて抜くときは非常に硬いので頑張ってください(笑)。


▲アウターバレルを外すと、チャンバーとインナーバレルが現れます。
HOPダイヤル部分を分解します。構成パーツはダイヤル、HOPリング、スプリングです。
すべて前側に引き抜けます。
HOPリングには向きがあるので組み立てるときに間違えないように注意してください。
HOPリングを外すと下からスチールボールが出てきますので無くさないようにしてください。

スティンガーを組み込む時は、純正品はスプリングしか使いません。
他はスティンガー付属品に交換してください。


▲やっとインナーバレルを取り出します。
これもチャンバーとピンで止まっています。アウターバレルをはずした時と同じように外して下さい。


▲チャンバーパッキンとインナーバレル、HOPパッキンが出てきます。
チャンバーパッキンは真鍮チャンバーに残ってしまうので、取り出す時は慎重に長いもので押し出してあげてください。
HOPパッキンはインナーバレルについていますので、スティンガーなどに交換する場合は取り外して下さい。

組み立てるときにパッキンの外側にシリコンオイルを小量吹いて下さい、間違っても内側に吹かないようにしてください。
オイルを吹いておくとパッキンの劣化を防ぐ効果と取り付けるときに滑って取り付けやすくなります。
オイルが全くない状態で取り付けると最悪パッキンがちぎれますので注意が必要です。

元に組み立てるときは逆順で大丈夫です。
ただ、アウターバレルとレール類の取り付け位置は結構微妙なバランスで取り付けが必要になります。
ちゃんと組みつけるには仮組みしたあとにロアレシーバーを先に組み付け、ボルトを2~3回手動で動作させ問題がないことを確認してから本締めすると組み立てやすいです。

※lightstaff様アドバイスありがとうございます。

以上で分解終了です。
これでSCARをバラバラに出来ますのでメンテもカスタムも自由自在です!

お役に立てれば幸いです。

では、また。  


Posted by StrikeArms  at 17:00Comments(4)WE SCAR

2010年07月10日

WE-TECH SCAR 分解(ロアフレーム)改良版

こんにちは。

ストライクアームズです。

前回あげた分解記事の改良版です。
分かりやすくなっていると良いのですが。
トリガーアッシー部分はは全機種ほとんど一緒ですので他の機種でも参考になるかと思います。

※自己流での分解のため、余計な手順が含まれているかもしれません。
もし、間違っている等ありましたらご連絡下さい。すぐに直させて頂きます。



▲セレクターを外します。セレクター下側にイモネジがあり、それで止まっています。
イモネジを緩めれば外すことが出来ます。今回は両方とも外して下さい。


▲セレクターを外すと、下にスチールボールが入っています。
写真を見て分かる通り、非常に小さいものなので無くさないように注意してください。


▲次はセレクターのトリガーアッシーの中に入ってる部分を左側に抜きます。
写真の部品(トリガーアッシーの上右側にあるバーです)を前に引いて下さい。
引くことによって、セレクターが引っ掛かっている部分が解除され、少し動くようになります。
セレクターを少し引き抜いて下さい(回しながらのほうが動かしやすいです)。
まだ、シアーを解除していないため全部は抜けませんので無理に引き抜かないでください。


▲次はシアーを解除します。
これは簡単で写真の部品(トリガーの上側にはまっているパーツです)を上から押せば解除できます。
解除するとセレクターが抜けるようになりますので、左側に引き抜いて下さい。
この時も引っ掛かるようなら、ちゃんと解除出来てませんので、無理に動かさず前の手順からやり直してください。

組み立てるときは、セレクター中パーツにイモネジでとめた跡があるので、それが下に来るように組み込めば位置は大丈夫です。



▲次はトリガーアッシーを上側に抜き取るために、固定しているネジを外します。
外すネジは2か所です、外すネジに関しては写真を見てください。
ロアフレームの中にあるネジと、マガジンキャッチの上にあるネジです。


▲ネジを外すとトリガーアッシーが上に取り出せます。
取り出す際に、ストライカーロックのスプリングを無くさないように注意してください。
写真はちょうどスプリングが顔を出したところです。
ハンマーがコックされているとまず間違いなく飛んでいきますので、ハンマーは落としておきましょう。



▲ストライカーロックです。
前述しましたがスプリングを無くさないように注意してください。
スプリングを外してから、ストライカーロックも外します。


▲ピンポンチで指している銀色のパーツを外します。
特になにも止まってませんので、すぐ外れます。これはバーが外れないようにするガイドの役目をしています。



▲写真中央左に写っているパーツを外します。
バーと連結しているので解除して、止まっているピンを抜けば外せます。
スプリングテンションは前側に掛かっています。


▲違う角度から。


▲バーも前側にネジで止まっているだけなので、外して下さい。


▲ハンマーを取り外します。
ピンポンチで指しているピンを抜けばハンマーが上側に取り出せます。
ハンマースプリングを交換するときはここまで分解すれば交換できます。
取り付けはスプリングのテンションがあるので固いです、気合いで入れてください(笑)
コツは特にないです、力技で入れるしかありません(知っている方いたらコメントください)。


▲抜いたハンマー。
スプリングの配置を参考にして下さい。


▲ファイアリングピンベースを取り出します。
ピンポンチで指しているネジを2本とも外して下さい。
これで止まっているプレートが外れます。固い個体もありますが外して下さい。


▲ファイアリングピンベースの下にはスプリングが入っていますので無くさないようにしてください。
しかもスプリングの中にスペーサーが入っていますのでそれも無くさないように。

組み立てるときは、スプリングを溝に入れた後ファイアリングピンベース(方向は写真の通り)を上に置いて、前に押し込んでから上のプレートをはめてネジで固定してください。

残るはトリガーだけです。


▲トリガーが止まっているピンは写真の通りです。
これを外せばトリガーが外れます。


▲トリガーを取り出しました。
スプリングの配置を参考にして下さい。スプリングの足が長いほうが後ろ側に来ます。
シアも付いていますので、方向を確認してください。
隣のトリガーはRA-TECHのスチールトリガーです。前回の写真よりも大きさの違いが分かりやすいかと思います。この写真で取り付けは可能だが、トリガーの大きさが変わるので違和感があるといった意味がわかるかと思います。
組み立てるときはかなり固いので結構大変です。
コツとしては、スプリングの前の足をトリガーアッシーのボックスにひっかけてから、押し込みピンでとめることです。これがちゃんとひっかかってないとトリガーがぶらぶらしますので注意してください。
これも基本力技です。指が痛くなるくらい固いですが頑張ってはめてください。

基本的に組み立てるときは逆順で大丈夫です。
組み立てている時パーツが入らない時は、無理に入れずよく観察して順番が間違えてないか確認してください。

アッパーフレームはちょっと時間がないのでまた今度書きます・・・。

最後になりましたけど、分解組み立ては自己責任でお願いします。
WEは単純な構造ですから、ちゃんと観察すれば構造が理解できるはずです。
投げ出さないで頑張ってみてください。

皆さまの一助になれば幸いです。
  


Posted by StrikeArms  at 10:01Comments(18)WE SCAR

2010年07月10日

WE-TECH SCAR 分解(通常分解)

こんにちは。

ストライクアームズです。

新しく分解記事を書きなおすことにしましたので、
順番に書いていこうと思います。

まずは、通常分解です。


▲ロアフレームとアッパーフレームを分解します。
写真中央に写っているロックピンを抜いて下さい、ピンは抜け防止加工がしてありますので抜け切りません。
そうしますとロアフレームが外れます。


▲このように外れます。


▲ロアフレームを外したら、ストックを下に引き抜きます。
ストック基部は樹脂製なので無理に外さないでください。破損します。
通常はゴムハンマーなどで軽く叩けば下にずれます。


▲ストックを外すとリコイルスプリングガイドが、スプリングのテンションで出てきます。
そのまま抜いて下さい。
当店のオリジナルリコイルバッファスプリングを使用する場合は、ここまでの分解になります。
スプリングの交換は、リコイルスプリングガイド両端についている六角ネジを外せば交換できます。


▲次はボルトキャリアを取り出します。
写真の位置までボルトを引いてください。そうしますとボルトハンドルが引き抜けます。
ボルトハンドルが抜けると、ボルトキャリアごと後ろに引き抜けます。


▲通常分解はこれで終了です。
通常のメンテナンスはここまですれば可能です。可動部分にシリコンオイルを適量吹いてあげてください。
多量に吹いてしまうと誤作動の原因になりますから、ご注意ください。

次は、ロアフレームの分解を書きます。

では、また。  


Posted by StrikeArms  at 10:00Comments(0)WE SCAR

2010年07月07日

WE TECH SCAR 分解(ロアフレーム)

こんにちは。

ストライクアームズです。

大分前に写真は撮っていたのですが、記事にするのが面倒・・・じゃなく時間が掛かりそうだったので(笑)、
今までお蔵入りになっていました。
出荷も大分落ち着いてきたので、ここで書こうかなと思った次第です。
アッパーフレームの分解は簡単なので、そのうち書きます(笑)
オリジナルのハンマースプリングも発売を控えていますし、ロアフレームの分解方法を書きます。

必要な工具は、プラスドライバー、マイナスドライバー、六角レンチです。


▲まずはセレクターを外します。イモネジで止まっているだけなので簡単に外れます。
外した際、画像のようにスチールボールが入っていますから無くさないように注意!
両側を外しても良いですし、片側だけでも問題はありません(片側の場合は右だけ外すのが楽だと思います)。
次はセレクターを引き抜くのですが、写真がうまく撮れなかったのですよね・・・。
簡単に説明すると、セレクターにテンションを掛けているパーツを押して引き抜くだけです。
中をライトなどで照らして、良く見ればすぐ分かります。
本当に単純な構造なので。
その際ハンマーを倒したほうが楽かもしれません。


▲その後はトリガーアッシーを取り外します。
まずは写真左側に見える金色っぽいプラスネジを外します。


▲次にマガジンキャッチの上にある、小さいマイナスネジを外します。
これでトリガーアッシーが上に引き抜けます。
引き抜く際にトリガーアッシー右側についているストライカーロックを押さえているバネを無くさないように気をつけてください。


▲写真右側に映っている銀色のパーツがストライカーロックです。
それを押さえているバネは固定されていませんので、なんかの拍子に飛んでいってしまうので無くさないように注意です。


▲反対側。
トリガーアッシーを取りだしてしまえばもう作業は終わったも同然です。
あとはピンで止まっているだけなので、ピンをポンチなどで抜いてしまえばバラバラに出来ます。
ハンマースプリングを交換するだけならば、ハンマーを押さえているピンだけ抜けば取れます。
電動ガンよりよっぽど楽です。

組み立てるとき分解と逆の順番で取り付けていって下さい。
不安ならば写真を取りながら作業すると、あとで分からなくなっても配置が確認出来るので安心ですよ。


▲おまけ。
RA-TECHのスチールトリガーがSCARに使えないかの問い合わせが非常に多いので撮ってみました。
取り付けは出来るのですが、トリガーの長さが足りないのでトリガーを引くときに違和感を覚えると思います。
写真からは分かりずらいですかね・・・すいません。
というわけで、RA-TECHのスチールトリガーは取り付けは出来ますが、使いにくいかもしれないよって感じです。
個人的には慣れてしまえば問題なさそうですけどね。

では、また。



  
タグ :SCAR 分解


Posted by StrikeArms  at 17:00Comments(7)WE SCAR

2010年06月25日

WE SCAR 152aガス動作動画撮りました。

こんにちは。

ストライクアームズです。

今回は番外編ということで、152aガスで動作させてみました。
よく、ホームセンターで298円とかで売っているアレに入っているガスです。
ゴムを少し侵食しますので、あんまり良くないんですけどね。
シリコンオイルで小まめにメンテしてあげれば使えますよ。

で、見て頂けると分かるかと思うのですが、『重い』ですね。
完全にパワー不足です。
前回投稿したSCARと同じモノ(室温は26度です)を使っていますが、イマイチですよね~。
ハンドガンなどは結構動いてくれるんですけど、さすがにライフルは荷が重いようです。
とはいえ、ガス自体が安いのでちょっと遊びたい時などには重宝します。
ガスブロに使うには、ガス缶に取り付ける注入ノズルを調達しないといけないのが面倒ですけどね。
どこで調達できるかは・・・推奨できる使い方ではないので教えてほしい方はメール下さい(笑)

では、また。  


Posted by StrikeArms  at 17:00Comments(2)WE SCAR

2010年06月24日

WE SCAR 134aガス フルオート動画撮りました。

こんんちは。

ストライクアームズです。

前回アップしたSCAR動画がとても見にくいと評判でしたので(笑)、
今回撮り直しました。


SCARの仕様は前回と変わっていません。
環境のみ室温26度に変わっております。

ご覧頂ければお分かりになると思いますが、とても元気です!
国内メーカー製にも負けないくらい動きますよ~。
今回は前回の反省を活かしてフルオートメインで取っています。最後はガスが切れるまで引きっぱなしです。
最後のほうまで結構しっかり動いていますよね?
あ、最後のほう(ガスが切れる3秒くらい前)はマガジン冷え過ぎて流石にボルトストップ掛かりません。
ソフトスプリングなら掛かるかもしれません、サイクルが落ちるのでどっちがいいかは人それぞれですね・・・。

今は在庫もうないのですが、予定通りいけば7月初旬には入荷しますので、
欲しい!って方はご予約頂くか、お金を使わないで溜めておいてくださいね(笑)
今回はBKもTANも入ってくる予定ですよ(前回はTANの在庫がなかった)。

では、また。  


Posted by StrikeArms  at 17:00Comments(7)WE SCAR

2010年06月18日

WE SCAR 134aガスカスタム動作動画撮りました。

こんにちは。

ストライクアームズです。

WE製GBB SCARの動作動画です。
すごい苦戦しましたが、なんとかアップできました。

なんか暗いですね・・・。
元データはそんなでもないんですが・・・。
一応ボルトの動きは音と合わせてみれば分かるので、今回は勘弁して下さい・・・。

動作環境は、室温27度でマガジンに134aガス(サンダーシュートです)を充填したあと、
5分くらいおいてから(撮影準備に時間掛かってしまいました)作動させてます。

SCARの仕様は、
オリジナルリコイルバッファスプリング(ノーマル)装着。
初速簡単機能を使用し初速(0.2gで平均86.64m/s)とガスブローバックガス流入量を調整。
各部を微調整。
リコイルSPガイドに衝撃吸収用ゴム貼りつけ(ここだけ販売用と仕様が違います)。
あとは純正パーツを使用しています。

3000発以上撃ちこんでいる個体であたりは既に出ていると思われますので、
新品状態ではもう少し動きが鈍いかと思います。

ご覧頂ければ分かると思いますが、かなり良く動いています。
お手元に純正があれば比べてみてください。
フルオート後にもしっかりボルトストップが掛かりますし、連続で撃っても大丈夫です。
撮ってから気づきましたが、もっとフルオート長く撮れば良かったですね・・・(いつもの癖で指きりしちゃいました・・・)。
実際30発撃ちきるまでフルオートだと流石に息切れしますが、指きりで使うならボルトストップ掛かりますよ。

というわけで動作動画でした!

では、また。  


Posted by StrikeArms  at 17:00Comments(0)WE SCAR

2010年06月18日

134aガスカスタムマガジン

こんにちは。

ストライクアームズです。

先日次期商品企画として、134aガスにより対応したカスタムマガジンというお話をしました。

具体的に言いますと、
純正状態ではガスを入れた時にほとんど音がしない(ガスはちゃんと入ってる)という仕様を、
注入バルブを換えることによりなじみ深い仕様、
つまり、ガスを入れた時にシューっと音がして、いっぱいになるとバルブから溢れる仕様です。

今日準備が整いまして、試したところガス漏れなしでいけそうです。
ガスがいっぱいになると溢れます!

おー、ちょっと感動。

ガスがいっぱいになるまで15秒前後(適当計測)です。
いっぱい入りますね・・・。
とりあえず、何日かガス入れっぱなしで置いておいて漏れないかテストします。
問題なければ製品化決定です!

問題はマガジン本体とバルブを大量調達可能かどうかですね~(特に注入バルブ)。

取り急ぎ報告まで。

仕事行ってきます・・・。  


Posted by StrikeArms  at 15:00Comments(0)WE SCAR

2010年06月15日

WE SCAR 134aガス対応カスタム 即納

こんにちは。

ストライクアームズです。

WE-TECH製GBBライフル
SCAR BKです。

アッパーフレームはアルミ一本モノで剛性バツグンです。
コッキングハンドルも左右に付け変え可能で、ユーザービリティにも配慮されております!
ストック折り畳み可能、6ポジション調整可能でチークピースも2段階調整できる豪華仕様です。
構えやすさは抜群で今まで触ったエアガンの中では1、2を争います。
分解も慣れればインナーバレルまで2分もあれば可能です。
分解工具も本体に収納されていますから芸が細かいですよね。

ストライクアームズで販売しているのは、134aガス対応のカスタム品です。
リコイルスプリングをオリジナルのノーマルスプリングに交換し動作性をアップさせるのはもちろん、
ガス流入量も調整してあり純正品と比べて134aガスで快適動作します!
更にお使いの環境に合わせて設定できるようにリコイルスプリングは4種類付属します(純正、ハード、ノーマル、ソフト)。
リコイルスプリングの詳細についてはコチラをご覧ください。
だめ押しで初速簡単調整機能を搭載して、初速調整とブローバック側へのガス流入量もドライバー1本で簡単調整可能です!
ここまで便利カスタムを施して・・・

31800円

とてもお得になっていますヨ。

▼販売ページはコチラです!
http://strikearms.cart.fc2.com/ca2/1/p-r1-s/  


Posted by StrikeArms  at 21:00Comments(2)WE SCAR

2010年06月10日

WE SCAR 134aガス快適カスタム

こんにちは。

ストライクアームズです。

現在真夜中4時(というか朝?)です(アップするのは夜ですけどね)!
明日も仕事だというのに、WE SCAR弄っていたらこんな時間ですよ・・・。
ブログ書いてないで寝ろという噂もありますが、
寝ると忘れるので書いとかないと・・・。

『134aガスでもっと快適動作』カスタムの紹介(一部関係ないのも混じってます)
現行販売しているWEガスブローバックライフルも134aガス快適仕様なのですが、
それをもう一歩進めてみようというカスタムです。

ただ、加工に時間が掛かるのと後戻りできない一発加工な部分もあるので(失敗が怖すぎる)、
販売するものにはこのカスタムを提供するのは難しいです。
内容を公開するので自己責任で出来る方はやってみてくださいといった感じで・・・。

まずはリコイルスプリングガイドです(いきなり関係ないところから入る俺)。

ストック基部をリコイルの衝撃で割らないようにゴムを両面テープで貼りつけました。
サイズは43x19(mm)です。
画像のゴムはエストラマーという素材のゴムです。
オイルが付くわけでもないのでゴムならなんでもいい・・・かな?
本当は対衝撃用のゴム(ハネナイトとか)があれば良かったんですが、手持ちにはなかったのでこれで(笑)
注意するのは、厚さは2mmまでにするということ。
それ以上厚いとたぶんストックが入りません。

狙った効果はずっと使っていって分かるかなー程度だと思うのですが、思わぬ効果が・・・。
リコイルスプリングガイドが滑りにくくなったからなのか、少し余裕のあったところにゴムを入れて余裕がなくなったからなのかは分かりませんが、
ボルトハンドルを引いたときに少し軽くなった気がします。
費用がほとんど掛かりません(200円もあればゴム買えます)のでお勧めです。

次は鬼HOP対策です(そしてまた134aガス関係ない・・・)。
これは一発加工で失敗したら泣くしかない加工です(笑)
ただ、鬼HOPは完全に解消できます。
私もまだ調整中で、弾が微妙に右に行きます・・・。
なんでそうなるかは、画像を見て頂ければ分かるかと。

はい、この人バカですね(笑)
インナーバレルのHOP窓をリューターでガリガリ広げています。
こうすると突き出し方がマルイっぽくなるので鬼HOPの解消に役立つ・・・と思ったのでやっちゃった加工です。
そして、どうも左右のバランスが悪いらしく弾が右に・・・(ちゃんとバランスとったと思うんだけどなぁ)。
弾道は調整の問題なのでまた少しだけガリガリ削ります。

2枚目はHOPラバーです。
HOP調整スチールボールの下に入れてHOPの突き出し量を調整できるように1mm、2mm、3mmの厚さを自作しました。
作り方は簡単で、ゴム板を買ってきて皮ポンチで抜くだけです。2.5mm(正確には2.6mmなのですが)でやるとぴったりですよ。
ここまでで気づく方もいると思いますが、HOPパッキンの突起は切り飛ばしています。
ただの輪っかのHOPパッキンになっています。
これでノンホップも可能になります。ノーマルでは全く突き出してませんから。
で、ノーマルのスチールボールだけだと、最大にしてもHOPが全く掛からないので、
HOPラバーをかぶせて底上げしているわけです。

この状態だと0.2gのBB弾で20mくらいまっすぐ飛んでそこから右に行きます・・・(笑)
急上昇しないので鬼HOPは解消されているはず。

まぁ、正直試す人いませんよね・・・。

お次はハンマースプリングを弱くしました(あれ、134aガス関係あるのここだけじゃないか・・・)。

純正状態のハンマースプリング強すぎです(1枚目)。
これくらい曲げちゃっても大丈夫です(2枚目、3枚目)。
これでボルトキャリアが動くときに軽くなるので134aガス作動性が増します。
※CO2は叩けなくなる可能性があります。

ハンマースプリングを取り出すのは簡単なので出来る方はやる価値あると思いますよ。
実は今純正ハンマースプリング取り寄せしてて、届いたら134aガス用ハンマースプリングをバネ屋さんに試作してもらおうと思ってます。
これは需要あるよねー、たぶん。
作るにしても完成は当分先になるので期待しないで待っていてください。

というか、他のWE系でも使えるのかしら・・・。
そのうち機会があれば比べてみます。
たぶん同じだよね・・・。

で、ついでなのでハンマーとストライカーロックの画像も撮りました。
変形とかないかなドキドキ。

おや?ストライカーロックの形状初期のと違いますね。
WEやはり改修してたようです。
折れると評判の突起部分の基部が太くなってますね。
2000発くらい撃ってますが、全く変形なしです。
ハンマーの変形も画像だと分かりにくいですが全くありませんでした。

もっと撃ちこんでみたら分かりませんけど、とりあえず1000発撃ったら折れたなどの心配は現行品はしなくても良さそうです。
本当はスチール製に変えたほうが良いんでしょうけど、折れるまではこれでいこうと思います。
だって、高いんだもの。
ついでにストライカーロックを押さえているスプリングを3巻くらいカットしておきました。
あれもあんなに強い必要ありませんから。

うお、もう5時だし。
そんなわけで駆け足で紹介しましたがほとんど134aガスカスタムじゃないことに今気づきましたが、
もう眠いのでこのままアップします(笑)。
作業時間は全部で5時間くらいかな・・・(日をまたいでるので正確ではないです)。
貴方のWE GBBライフに役立てれば幸いです。

では、また。  


Posted by StrikeArms  at 20:00Comments(0)WE SCAR

2010年05月30日

鬼HOP解消カスタム後試射してきました。

こんにちは。

ストライクアームズです。

土曜日にやっと試射に行ってきました!
気温は16度。
本当に5月なのかと疑いたくなる気温の中の試射でした。
外気温が低かったこともあり、初速は最高80m/s程度であったことも付記しておきます。
風は少しだけ出ていましたが、鬼HOPはそんなの関係ないほど上方に弾を運ぶので、
とりあえず良しとしました。

結果から書いてしまいますと、OKでした!
ホッと一安心ですね~。
0.2gも0.25gも使用できます。

ただ、初速によってHOPの掛かり具合が変わるので、
マルイの電動並み初速安定がない以上、弾道は少々落ち着きのないものです。
ガスブローバックである以上これはある程度仕方のないことですが。

これで、皆さんにお譲りするWE系のガスブロライフルの全仕様の出来栄えが確認出来ました。
カスタムに掛かる費用からすれば、納得のいくレベルになっているかと思います(工賃は頂きませんしね)。
ただ、それは私が決めることではなく、手にした方が決めることですけれどね。

最後に、WE製品はあくまで海外製なので個体差が存在していると思われます。
すべての個体で良好な結果が得られるとは限りらないということを書いておきます。
お譲りする品物(WE系の長物ガスブロ)には調整を施した状態で引き渡しますが、
調整後試射をして検証して、再調整してなどということは出来ません。
時間的にも厳しいですし、作動傷が相当付くのでそれもどうかと思います。
これは、こちらの問題ですが、そこまで手間を掛けるのであればカスタム料金も頂かないと私がやっていけません(笑)。
ですので、同じ仕様の品物をお渡しして、細かい調整がいるようであればご自分でして頂くことになります。
詳しい調整内容は詳細ページにて記載する予定なのでそちらをご覧ください。

■細かい調整ってどんなの?
正直、私の今回使った個体は問題らしい問題はブログで書いた以外はなかったので、
予想になっちゃいますが、パッキン周りのバリなどはあると思います。
あとチャンバーがメタル製なのでパッキンに叩きこむ際に弾が傷つく恐れがあります。
その時は磨いてなめらかにしてあげる等の調整がいると思います。
今のところ結構多そうだなぁと思うところはそれくらいです。

では、また。


  


Posted by StrikeArms  at 15:46Comments(0)WE SCAR

2010年05月28日

WE-TECH SCARを弄っていて気になったところ。

皆さまこんにちは。

ストライクアームズです。

最近いろいろと弄っていますが、いくつ気になったところがありました。
それを少し紹介しようかと思います。

いくつかのブログ等でも指摘されていましたが、
リコイルSPガイド
このパーツはリコイルSPガイドです。
端の長方形の部分はストック基部に直接押さえられます。
リコイルがストック基部に直接伝わる構造になっています。
ストック基部は樹脂パーツですので耐久性が少し不安です。
衝撃吸収用のゴムなどを貼り付けると良いかもと考えましたが、
あまり厚いものを貼るとボルトストップが掛からなくなるので、
少しマージンを取って2mmくらいが限度でしょうか。
普通に売ってるものを貼っても良いかなと思いましたが、
どうせならメーカーさんに相談してみようかと思います。
価格が合うならば販売できる・・・かも?

次は、実際遭遇したトラブルというか、事象です。
ストックのポジションの固定がうまく出来なくなってしまう問題です。
まぁ、問題というほど大げさなことではないのですけどね(笑)
ストック基部
画像はストック基部です。
画像中心右側に六角ネジが見えると思いますが、
これが緩んでいるとポジションの固定が出来なくなります。
このネジはストック内の固定用パーツを押さえているパーツです。
使っていると緩んでいくと思いますので、お心当たりの方はネジを締めるか、
ネジロックで固定すると良いと思います。
締めすぎると樹脂パーツなので割れたりする可能性が高いです注意してくださいね。

お次は気になったというか、調整する上で思いついたことなのです。
ノズル
画像はボルトキャリア内のノズルです。
ノズル内部にあるクリアな樹脂六角ボルトを回して、
ガス流入量を調整する(右に動かすと初速ダウン、左に動かすと初速アップ)のですが、
ノーマルだとロッド(中心の棒です)側に黒い金属ワッシャが1枚入ってるだけで、
ボルトをロッド側に押さえるパーツがありません。ネジではまっているだけです。
ノズル側は弁にテンションが掛かっているため動かないと思います。
この状態だと衝撃でロッド側に回ってしまう可能性があるなぁと考えました。
単純にネジロックを使おうかと思ったのですが、
調整する際にそれだと毎回ネジロックと格闘しないといけないので面倒だと考えました。
何かいいパーツがないかなぁとゴソゴソやっていると、
電動ガン用のシムがぴったりなのですよ!
シムならちょいと外すだけでいいので、それほど手間じゃありませんしね。
ガスブロでもシム調整かよ・・・とか思わなくもなかったですが(笑)
これなら、ボルトを動かないようにできるので、
ノーマルのままお使いの方は一度やってみても良いかもしれませんよ?
画像はシムで調整したあとです。
確か0.6mmが2枚と0.2mmが1枚だったような気がします(深夜にやってたので記憶が・・・)。
これで、初速は0.2gで80~90m/secくらいです。
夏場はもう少しかませたほうがいいと思います。

最後はマガジンのお話です。
高圧ガス(TOPガス)と低圧ガス(134a、152aでも動きます)両対応マガジンなので、
マガジンを45度くらいにしても動くかなぁと思い実験してみました。
一番初速が出ない設定にしてやってみました。

そうすると、初速が10m/secとか15m/secとか低い数字です(ブローバックはしっかりします)。
で、常温のマガジンで試してみるとちゃんと50m/sec前後出ています。
ブローバックをしているところを見ると、バルブは叩けているようです。
原因は良くわかりませんが(頭悪いのでw)暖め過ぎても意味がないどころかデメリットしかないことが分かりました。
実験したところ、私の個体では40度越えると良くないみたいです。
実験してから思ったことですが、結構危ないことしてますよね・・・。
真似はしないでください・・・。

夏場に日光にさらしたマガジンで弾速が遅いなぁと思ったらこれかもしれませんね。

本当は、入荷品の情報をもっと上げていきたいのですが、
よくよく考えたらモノがないので上げようがないという・・・。
仕入先に聞いた話くらいしかないんですよねぇ。
しかも、当たり障りのない情報しかw
入荷品の情報は、荷物が到着後写真取りながら収拾したいと思います。

今回の記事はお役に立てる情報だったのか微妙だなぁと思いつつも、
大体の情報は先達たちが記事にしていますので、かぶって書いてもね(笑)
というか、私もお世話になりました・・・。

では、また。  


Posted by StrikeArms  at 12:00Comments(0)WE SCAR

2010年05月24日

WE-TECH SCAR BK 調整の続き。

皆さまこんにちは。

ストライクアームズです。

近日中とか言ってたような気がしますが、
日曜日の深夜までいろいろ調整していました(夜9時からはじめたのいけなかったw)が、
WE SCARの調整は現段階で出来るところは満足いくレベルで完了です。

134aガスで快調に動作するようにパーツ交換と調整をしました。
深夜なのでガンガン撃つことは出来ませんけれど、
5発だけ試射した時はノーマル状態よりかなり良くなっています。

初速も国内規制値クリアを再度確認しました。
マガジン温度は手で触って暖かいと感じる程度(恐らく37度程度です)にて計測。
弾はS2Sの5.94mm 0.2g(緑袋)で計測。
1発目 91.0m/sec
2発目 87.6m/sec
3発目 90.0m/sec
4発目 86.8m/sec
5発目 86.5m/sec

撃ち方はセミで1秒に1発といった感じで計測しました。
これからの夏場を想定して調整してあります。
冬などに動かす場合は多少セッティングを変えないと初速はでないでしょうね〜。
それはガスブローバックの宿命なので仕方ありません(外部ソース除く)。

鬼HOP解消は試射行けるまでお預けです。
すでに調整は済んでいるので、後は試して問題なければそのまま使用できる状態です。
あんまり心配してないとはいえ、ちゃんと解消してるかドキドキですね〜。
この仕様だと、恐らく0.2gも使えると思うのですが。

すべてクリアーになれば、お譲りするSCARすべてこの仕様になる予定です。
高価な部品はほとんど使っていないので、お手軽価格で提供できると思いますよ^^
安全面にも十分配慮しましたし、初心者の方にも扱えると思います。

続きは、試射が終わったらになりますかね〜。
今週中には終わらせておきたいところです。

そういや、そろそろVFCのM4A1を手にしている方もいるのですかね?
国内でも5月中旬とか下旬とか出ているので、目にする機会もあるかな・・・。
出来が気になりますよね〜(特に耐久性)。
性能はマルイ電動バレル対応ですし、ブローバックもWA系ということなので、
それほど問題はなさそう。
値段も4万円前後だそうでお手頃ですし。

まぁ、初回ロットは瞬殺でしょうねぇ。

では、また。





  


Posted by StrikeArms  at 17:00Comments(0)WE SCAR

2010年05月23日

WE-TECH SCAR BK 写真撮ってみました。

こんにちは!

ストライクアームズです。

いくつかサンプル用のSCARで写真を撮りました。
現在多数の方が紹介してますので、今更な感じですが(笑)
SCARのBKはそれほど画像ないのかな・・・。
圧倒的にTAN色が多いですものね、SCAR。
私は、BK派です~。
TANも嫌いではないですけれどね!



このSCARで実際ご用意するSCARの仕様を詰める作業をしています。
現在の状況としては、日本の134aガスで動作するようにしています。
ノーマル状態ですと、ボルトストップがほとんど掛かりません(室温21度で10回中1~2回)。
調整後は10回中7~10回掛かります(100%と言いたいところですがそこは正直にね!)。
夏場は30度とかになりますから、ノーマルでも大分掛かるようになりそうですが、
30発発射後はほとんど掛からないでしょうね・・・。
改良したものはセミでパンパンしたぐらいであれば掛かるようになると思います。
フルオートで30発は・・・、持っている方は分かると思いますが、まず持ちません(マガジンが冷えすぎます)。
ガスブローバックでフルオート全弾発射は無理があるとご存知かと思います。
発射だけなら出来ると思いますが、ポヨンポヨンとかわいらしく動くだけになっちゃいます(笑)
ついでに、そんな使い方するとガスを無駄に消費します。
外部ソースなら別ですけれど。
フルオートの使用は指きりで3~5発が実用上許容範囲かなぁと思って下さい。
まぁ、この辺りは主観なので、人によって感じ方が大分違うと思います。

正直お金をガシガシ掛ければある程度はなんとかなりそうな気もしますが、
今回はお金をそれほど掛けずにってことが重要なので。
もっと、ガスブローバックライフルを皆さまに気軽に楽しんでもらいたいのですよね。
WE-TECHのSCARは構造が単純なぶん頑丈ですから、134aで使う限りはバンバン撃てると思います。
ストライカーロックなどの弱点もありますが、部品は手に入りやすいですしね(お近くのガンショップでも売っているかも)。

さて、この作業が一段落したら、
次は、鬼HOP改良は近日中に組み込み試す予定です。
これがうまいこと行けば、あとは初速の微調整をして完成になります。
夏場はガスブローバックが一番楽しい時期です。
6月の早い段階で完成できると良いのですが、どうなることやら・・・。

では、また。


  


Posted by StrikeArms  at 10:27Comments(0)WE SCAR

2010年05月21日

WE−TECH SCAR BK サンプル用到着。

こんにちは。

ストライクアームズです。

本日サンプル用兼改良用ベースのWE−TECH製 SCAR BKが届きました。

これをいわゆるジャパンスペックより使いやすいものに仕上げて、しかもお安くお届けする計画なのです。

具体的には、
悪名高い鬼HOPを改良します。
ボルトストップが134aガスでも確実に掛かるようにします。
初速を微調整します(もちろん国内規制値内です)。
分解して必要なら各部調整します。

他にもいくつかアイディアがありますが、実現できればご紹介するかもしれません(笑)

すぐにも作業始めたいところですが、会社もあるのでなかなか進まない可能性も(^-^;
本日は夜勤なので無理かなぁ。

いつも思うことですが、高圧ガスタイプ(134aとTOPガス両対応タイプです)のマガジンに134aを入れると、
音がほとんどしません。
つまり入ってるかどうか分かりづらい・・・。
慣れればどうってことありませんけどね。

なんでTOPガスで動かさないの?
という疑問も出るかもしれませんが、
TOPガスは大体12気圧以上なので、日本の法律上使用してはいけません。
日本の法律ですと、リキッドチャージ式の場合は10気圧以上は違法になります。
134aガスはたしか5か6気圧だったと思います。

ただ、圧力って温度で変化するもの(マガジンあっためると調子良くなるでしょう?)ですから、実際のところ普通に売っている134aでも場合によってはギリギリ10気圧直前まで行くかもしれません。
先に缶が破裂すると思いますが。
当たり前ですけど、挑戦するとかしてはダメですよ?(笑)
ガス缶にも危険なのであっためるなと記載されています。

売ってるガスは商業用で誰でも買えるようになっていますから、どんな状態でも10気圧越えないように安全マージン取ってるはずなので、無理矢理あっためたりしなければ、安全です。
そんな訳で、134aガスで確実に動作させるには調整が必要です。

さも知っているように書いてますが、間違いがあったら指摘お願いします。
たぶん大丈夫だと思いますけれど。

では、また!

追記
誤解される書き方をしてしまい申し訳ありません。今後は一層注意して記事を書きます。
  

Posted by StrikeArms  at 17:04Comments(2)WE SCAR