2011年05月15日
RA-TECH NPASキット組込解説。
こんにちは。
ストライクアームズです。
非常に問い合わせが多いRA-TECH NPASキットの組込を解説したいと思います。
今回は、
WE SCAR オープンボルト JPバージョン に RA-TECH NPASキット オープンボルト用を組込します。
この組込方法が使用できるのは、M14以降のオープンボルト(オープンチャンバー)システム機種になります。
2011/05/15現在の対応機種:M16/HK416/M14/G39/SCAR/L85
KAC PDWのみ違う方法になります。RA-TECHの組込ガイドを参考にしてください。
※写真撮影の環境が油まみれの手でやらねばならなかったため、非常に不安定かつ適当です(汗)。
一応使用するのに問題ない画像であることは確認しておりますので、見にくいかもしれませんがご了承ください。
1:ボルトを分解します。
▲ボルト横にあるプラスチックパーツのネジを取り外す。
▲プラスチックパーツを取り外す。ボルト内部からドライバーなどで押せば取り外せます。
▲ボルトキャリアを固定している六角ネジを取り外します。その後にボルトキャリアとボルトを分離させます。その下には、プラスチックパーツがネジ2本で固定されているので、それを取り外します。
▲ボルト後部にあるピンをピンポンチを使用して抜き取ります。この時抜く方向があります。ピンの頭が丸いほうにポンチを当てて抜いてください。戻すときにも同じ方向からピンを入れてください。
2:シリンダーを分解する。
▲中心近くにあるピンを抜き取ります。このピンは本当に小さいので分かりにくいと思いますが、写真を参考にして見つけてください。
▲画像のようにピンを抜くとシリンダースプリングが後ろから抜けます。
▲ピンを抜いた後シリンダーを半分に分割できます。中からシリンダーバルブとシリンダーバルブスプリングが取り出せます。
3:NPASキットを組込する。
▲シリンダーバルブスプリングの赤丸部分をニッパーで切り取ります。ここを切らないとNPASキットの調整工具が入らなくなるので、忘れずに。
▲それ以外は無加工でNPASキットを組込した画像です。NPASキットの位置を確認してください。この位置ですと位置が前過ぎるため加工が必要です。海外バージョンは位置が違いますので加工する前にご確認ください。
▲ドライバーで指している部分を削っていきます。突起は2つあるので同じ高さになるようにしてください。加工方法は削ってもいいですし、ニッパーで切ってから形を整えてもいいですし、自由にどうぞ。慎重に加工するならば削っていったほうが確実です。
▲どのくらいまで削るかというと、写真にあるように足が2.6mm程度になるまで削ります。RA-TECHのガイドと違う数値ですが、この数値でないとダメっていうわけではありません。場合によってはこれ以上削ったり、もっと残したりします。
私は調整しやすいので2.6mmくらいがいいかなと思っています。大体足の長さは1.8mm~3mmの間で調整しています。
▲2.6mmの加工を施した後、組込した画像です。先ほどの無加工と比べてみると違いが良く分かります。
組込後は必ず弾速計でパワー測定して規制値を超えないようにしてください。
▲組み込む時の順番です。シリンダー後ろ、シリンダーバルブ(NPASキット)、シリンダーバルブスプリング、シリンダー前の順になっています。
4:元に戻す。
画像はありませんが、基本的に順番通りに戻すだけです。特に難しい個所はありませんが、いくつか注意点を挙げます。シリンダースプリングは両端のピン(ボルトとシリンダー固定ピン)で固定されています。これを無理やり組み込むとスプリングを破損しますので、引っ掛かりを感じたら一度抜いてよくスプリングの位置を確認してからピンで固定してください。
ピンを入れるときのコツは、ピンを入れる側を下に向けて組み込むことです。スプリングが自重で安定しますのでピンを入れやすいと思います。
これで、組込は完了です。
加工があるので難しいと感じるかもしれませんが、それほど難しい加工ではありませんので初心者の方でも頑張ればできるはずです。
これで皆さんの一助になれば幸いです。
ストライクアームズです。
非常に問い合わせが多いRA-TECH NPASキットの組込を解説したいと思います。
今回は、
WE SCAR オープンボルト JPバージョン に RA-TECH NPASキット オープンボルト用を組込します。
この組込方法が使用できるのは、M14以降のオープンボルト(オープンチャンバー)システム機種になります。
2011/05/15現在の対応機種:M16/HK416/M14/G39/SCAR/L85
KAC PDWのみ違う方法になります。RA-TECHの組込ガイドを参考にしてください。
※写真撮影の環境が油まみれの手でやらねばならなかったため、非常に不安定かつ適当です(汗)。
一応使用するのに問題ない画像であることは確認しておりますので、見にくいかもしれませんがご了承ください。
1:ボルトを分解します。
▲ボルト横にあるプラスチックパーツのネジを取り外す。
▲プラスチックパーツを取り外す。ボルト内部からドライバーなどで押せば取り外せます。
▲ボルトキャリアを固定している六角ネジを取り外します。その後にボルトキャリアとボルトを分離させます。その下には、プラスチックパーツがネジ2本で固定されているので、それを取り外します。
▲ボルト後部にあるピンをピンポンチを使用して抜き取ります。この時抜く方向があります。ピンの頭が丸いほうにポンチを当てて抜いてください。戻すときにも同じ方向からピンを入れてください。
2:シリンダーを分解する。
▲中心近くにあるピンを抜き取ります。このピンは本当に小さいので分かりにくいと思いますが、写真を参考にして見つけてください。
▲画像のようにピンを抜くとシリンダースプリングが後ろから抜けます。
▲ピンを抜いた後シリンダーを半分に分割できます。中からシリンダーバルブとシリンダーバルブスプリングが取り出せます。
3:NPASキットを組込する。
▲シリンダーバルブスプリングの赤丸部分をニッパーで切り取ります。ここを切らないとNPASキットの調整工具が入らなくなるので、忘れずに。
▲それ以外は無加工でNPASキットを組込した画像です。NPASキットの位置を確認してください。この位置ですと位置が前過ぎるため加工が必要です。海外バージョンは位置が違いますので加工する前にご確認ください。
▲ドライバーで指している部分を削っていきます。突起は2つあるので同じ高さになるようにしてください。加工方法は削ってもいいですし、ニッパーで切ってから形を整えてもいいですし、自由にどうぞ。慎重に加工するならば削っていったほうが確実です。
▲どのくらいまで削るかというと、写真にあるように足が2.6mm程度になるまで削ります。RA-TECHのガイドと違う数値ですが、この数値でないとダメっていうわけではありません。場合によってはこれ以上削ったり、もっと残したりします。
私は調整しやすいので2.6mmくらいがいいかなと思っています。大体足の長さは1.8mm~3mmの間で調整しています。
▲2.6mmの加工を施した後、組込した画像です。先ほどの無加工と比べてみると違いが良く分かります。
組込後は必ず弾速計でパワー測定して規制値を超えないようにしてください。
▲組み込む時の順番です。シリンダー後ろ、シリンダーバルブ(NPASキット)、シリンダーバルブスプリング、シリンダー前の順になっています。
4:元に戻す。
画像はありませんが、基本的に順番通りに戻すだけです。特に難しい個所はありませんが、いくつか注意点を挙げます。シリンダースプリングは両端のピン(ボルトとシリンダー固定ピン)で固定されています。これを無理やり組み込むとスプリングを破損しますので、引っ掛かりを感じたら一度抜いてよくスプリングの位置を確認してからピンで固定してください。
ピンを入れるときのコツは、ピンを入れる側を下に向けて組み込むことです。スプリングが自重で安定しますのでピンを入れやすいと思います。
これで、組込は完了です。
加工があるので難しいと感じるかもしれませんが、それほど難しい加工ではありませんので初心者の方でも頑張ればできるはずです。
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タグ :NPAS
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