2010年07月10日
WE-TECH SCAR 分解(ロアフレーム)改良版
こんにちは。
ストライクアームズです。
前回あげた分解記事の改良版です。
分かりやすくなっていると良いのですが。
トリガーアッシー部分はは全機種ほとんど一緒ですので他の機種でも参考になるかと思います。
※自己流での分解のため、余計な手順が含まれているかもしれません。
もし、間違っている等ありましたらご連絡下さい。すぐに直させて頂きます。


▲セレクターを外します。セレクター下側にイモネジがあり、それで止まっています。
イモネジを緩めれば外すことが出来ます。今回は両方とも外して下さい。

▲セレクターを外すと、下にスチールボールが入っています。
写真を見て分かる通り、非常に小さいものなので無くさないように注意してください。

▲次はセレクターのトリガーアッシーの中に入ってる部分を左側に抜きます。
写真の部品(トリガーアッシーの上右側にあるバーです)を前に引いて下さい。
引くことによって、セレクターが引っ掛かっている部分が解除され、少し動くようになります。
セレクターを少し引き抜いて下さい(回しながらのほうが動かしやすいです)。
まだ、シアーを解除していないため全部は抜けませんので無理に引き抜かないでください。

▲次はシアーを解除します。
これは簡単で写真の部品(トリガーの上側にはまっているパーツです)を上から押せば解除できます。
解除するとセレクターが抜けるようになりますので、左側に引き抜いて下さい。
この時も引っ掛かるようなら、ちゃんと解除出来てませんので、無理に動かさず前の手順からやり直してください。
組み立てるときは、セレクター中パーツにイモネジでとめた跡があるので、それが下に来るように組み込めば位置は大丈夫です。


▲次はトリガーアッシーを上側に抜き取るために、固定しているネジを外します。
外すネジは2か所です、外すネジに関しては写真を見てください。
ロアフレームの中にあるネジと、マガジンキャッチの上にあるネジです。

▲ネジを外すとトリガーアッシーが上に取り出せます。
取り出す際に、ストライカーロックのスプリングを無くさないように注意してください。
写真はちょうどスプリングが顔を出したところです。
ハンマーがコックされているとまず間違いなく飛んでいきますので、ハンマーは落としておきましょう。

▲ストライカーロックです。
前述しましたがスプリングを無くさないように注意してください。
スプリングを外してから、ストライカーロックも外します。

▲ピンポンチで指している銀色のパーツを外します。
特になにも止まってませんので、すぐ外れます。これはバーが外れないようにするガイドの役目をしています。

▲写真中央左に写っているパーツを外します。
バーと連結しているので解除して、止まっているピンを抜けば外せます。
スプリングテンションは前側に掛かっています。

▲違う角度から。

▲バーも前側にネジで止まっているだけなので、外して下さい。

▲ハンマーを取り外します。
ピンポンチで指しているピンを抜けばハンマーが上側に取り出せます。
ハンマースプリングを交換するときはここまで分解すれば交換できます。
取り付けはスプリングのテンションがあるので固いです、気合いで入れてください(笑)
コツは特にないです、力技で入れるしかありません(知っている方いたらコメントください)。

▲抜いたハンマー。
スプリングの配置を参考にして下さい。

▲ファイアリングピンベースを取り出します。
ピンポンチで指しているネジを2本とも外して下さい。
これで止まっているプレートが外れます。固い個体もありますが外して下さい。

▲ファイアリングピンベースの下にはスプリングが入っていますので無くさないようにしてください。
しかもスプリングの中にスペーサーが入っていますのでそれも無くさないように。
組み立てるときは、スプリングを溝に入れた後ファイアリングピンベース(方向は写真の通り)を上に置いて、前に押し込んでから上のプレートをはめてネジで固定してください。
残るはトリガーだけです。

▲トリガーが止まっているピンは写真の通りです。
これを外せばトリガーが外れます。

▲トリガーを取り出しました。
スプリングの配置を参考にして下さい。スプリングの足が長いほうが後ろ側に来ます。
シアも付いていますので、方向を確認してください。
隣のトリガーはRA-TECHのスチールトリガーです。前回の写真よりも大きさの違いが分かりやすいかと思います。この写真で取り付けは可能だが、トリガーの大きさが変わるので違和感があるといった意味がわかるかと思います。
組み立てるときはかなり固いので結構大変です。
コツとしては、スプリングの前の足をトリガーアッシーのボックスにひっかけてから、押し込みピンでとめることです。これがちゃんとひっかかってないとトリガーがぶらぶらしますので注意してください。
これも基本力技です。指が痛くなるくらい固いですが頑張ってはめてください。
基本的に組み立てるときは逆順で大丈夫です。
組み立てている時パーツが入らない時は、無理に入れずよく観察して順番が間違えてないか確認してください。
アッパーフレームはちょっと時間がないのでまた今度書きます・・・。
最後になりましたけど、分解組み立ては自己責任でお願いします。
WEは単純な構造ですから、ちゃんと観察すれば構造が理解できるはずです。
投げ出さないで頑張ってみてください。
皆さまの一助になれば幸いです。
ストライクアームズです。
前回あげた分解記事の改良版です。
分かりやすくなっていると良いのですが。
トリガーアッシー部分はは全機種ほとんど一緒ですので他の機種でも参考になるかと思います。
※自己流での分解のため、余計な手順が含まれているかもしれません。
もし、間違っている等ありましたらご連絡下さい。すぐに直させて頂きます。


▲セレクターを外します。セレクター下側にイモネジがあり、それで止まっています。
イモネジを緩めれば外すことが出来ます。今回は両方とも外して下さい。

▲セレクターを外すと、下にスチールボールが入っています。
写真を見て分かる通り、非常に小さいものなので無くさないように注意してください。

▲次はセレクターのトリガーアッシーの中に入ってる部分を左側に抜きます。
写真の部品(トリガーアッシーの上右側にあるバーです)を前に引いて下さい。
引くことによって、セレクターが引っ掛かっている部分が解除され、少し動くようになります。
セレクターを少し引き抜いて下さい(回しながらのほうが動かしやすいです)。
まだ、シアーを解除していないため全部は抜けませんので無理に引き抜かないでください。

▲次はシアーを解除します。
これは簡単で写真の部品(トリガーの上側にはまっているパーツです)を上から押せば解除できます。
解除するとセレクターが抜けるようになりますので、左側に引き抜いて下さい。
この時も引っ掛かるようなら、ちゃんと解除出来てませんので、無理に動かさず前の手順からやり直してください。
組み立てるときは、セレクター中パーツにイモネジでとめた跡があるので、それが下に来るように組み込めば位置は大丈夫です。


▲次はトリガーアッシーを上側に抜き取るために、固定しているネジを外します。
外すネジは2か所です、外すネジに関しては写真を見てください。
ロアフレームの中にあるネジと、マガジンキャッチの上にあるネジです。

▲ネジを外すとトリガーアッシーが上に取り出せます。
取り出す際に、ストライカーロックのスプリングを無くさないように注意してください。
写真はちょうどスプリングが顔を出したところです。
ハンマーがコックされているとまず間違いなく飛んでいきますので、ハンマーは落としておきましょう。

▲ストライカーロックです。
前述しましたがスプリングを無くさないように注意してください。
スプリングを外してから、ストライカーロックも外します。

▲ピンポンチで指している銀色のパーツを外します。
特になにも止まってませんので、すぐ外れます。これはバーが外れないようにするガイドの役目をしています。

▲写真中央左に写っているパーツを外します。
バーと連結しているので解除して、止まっているピンを抜けば外せます。
スプリングテンションは前側に掛かっています。

▲違う角度から。

▲バーも前側にネジで止まっているだけなので、外して下さい。

▲ハンマーを取り外します。
ピンポンチで指しているピンを抜けばハンマーが上側に取り出せます。
ハンマースプリングを交換するときはここまで分解すれば交換できます。
取り付けはスプリングのテンションがあるので固いです、気合いで入れてください(笑)
コツは特にないです、力技で入れるしかありません(知っている方いたらコメントください)。

▲抜いたハンマー。
スプリングの配置を参考にして下さい。

▲ファイアリングピンベースを取り出します。
ピンポンチで指しているネジを2本とも外して下さい。
これで止まっているプレートが外れます。固い個体もありますが外して下さい。

▲ファイアリングピンベースの下にはスプリングが入っていますので無くさないようにしてください。
しかもスプリングの中にスペーサーが入っていますのでそれも無くさないように。
組み立てるときは、スプリングを溝に入れた後ファイアリングピンベース(方向は写真の通り)を上に置いて、前に押し込んでから上のプレートをはめてネジで固定してください。
残るはトリガーだけです。

▲トリガーが止まっているピンは写真の通りです。
これを外せばトリガーが外れます。

▲トリガーを取り出しました。
スプリングの配置を参考にして下さい。スプリングの足が長いほうが後ろ側に来ます。
シアも付いていますので、方向を確認してください。
隣のトリガーはRA-TECHのスチールトリガーです。前回の写真よりも大きさの違いが分かりやすいかと思います。この写真で取り付けは可能だが、トリガーの大きさが変わるので違和感があるといった意味がわかるかと思います。
組み立てるときはかなり固いので結構大変です。
コツとしては、スプリングの前の足をトリガーアッシーのボックスにひっかけてから、押し込みピンでとめることです。これがちゃんとひっかかってないとトリガーがぶらぶらしますので注意してください。
これも基本力技です。指が痛くなるくらい固いですが頑張ってはめてください。
基本的に組み立てるときは逆順で大丈夫です。
組み立てている時パーツが入らない時は、無理に入れずよく観察して順番が間違えてないか確認してください。
アッパーフレームはちょっと時間がないのでまた今度書きます・・・。
最後になりましたけど、分解組み立ては自己責任でお願いします。
WEは単純な構造ですから、ちゃんと観察すれば構造が理解できるはずです。
投げ出さないで頑張ってみてください。
皆さまの一助になれば幸いです。
WE SCAR GBBシリーズボルトキャリアの形状変更について(2021/9)。
新商品 WE SCAR-L/H GBBシリーズ用 ボルトキャリア調整シム
WE SCAR オープンボルト インプレッション
WE SCARオープンボルトキット組込ガイド
WE-TECH SCAR 分解(アッパーレシーバー)
WE-TECH SCAR 分解(通常分解)
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※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
しかしフルオートが打てなくなるというのは。。。一体
とりあえずおめでとうございます!
あとはフルオートですか。
WEのシステムはフルオート時はハンマーのコック後保持位置がセミオートの時より奥になります。
ハンマーを倒した時に2ヶ所保持される場所がなければ、うまく組み込めてません。
あとはシアーとセレクター周りだと思いますが・・・。
見てみないとなんとも言えません。
なるほど。。。。それとセミでも毎回手動でブローバックしなければいけないです;
写真貼りたいけど 晴れませんので もし平気なようでしたら メールいただけるとありがたいです
言葉が足りてませんでした。
見ないと分からないというのは、こちらにお送り頂いて見るという意味です。
写真からでは十分な判断が出来るか分からないので・・・。
その場合は有料になりますので、問い合わせページからご依頼お願いします。
先日、そちらでラスト一本のWE SCAR海外バージョンを購入させていただいた者です。
オープンボルトは頗る調子も良く快調に作動しております。
が、やはりハンマースプリングが強すぎると仰っていたのがわかりますねw
チャージングハンドルを手で下げる際にもハンマーの抵抗を感じました。
こりゃ低圧ガスで駆動させるのはキツイと思い、このブログの分解手順を見ながらハンマースプリングの曲げ加工をやってみました。
たかがスプリングを曲げただけなのにボルトがすごく軽くなりビックリしておりますww
ハンマースプリングの加工は効果絶大ですね!
すごくわかりやすい分解手順で大変助かりました!
ありがとうございました!
コメントありがとうございます。
高圧ガスを使用するのが前提ですので、やはりハンマースプリングは相当固いですよね。
曲げ加工をすると、耐久性は犠牲になりますが動作性は格段に上がりますから、とてもお勧めです。
分解工程に関しては、私もなるべく時間がとれるときには書いていきますし、取れないときには外部の方にお願いしてでも記事化していきますので、これからもよろしくお願いします。
それと、もしよろしければオリジナルのスプリング類もお試しください。
では。
先日、純正ハンマースプリングの曲げ加工をしてかなりの動作性の向上にかなり満足していたんですが「耐久性が犠牲に…」とコメント頂いた時に「確かにヘタリも早いだろうなぁ…」と思い、ハンマースプリングVer.2を購入させていただきました。
純正リコイルスプリングのバネレートの高さも気になっていたので、オリジナルリコイルスプリングのノーマルとソフトも一緒に購入させていただき、本日届いたので早速組んでみました!
ハンマースプリングVer.2とオリジナルリコイルスプリング(ノーマル)の相乗効果は大変素晴らしいですね!
純正ハンマースプリングの曲げ加工だけでもチャージングハンドルを引く際に軽さを実感できたんですが、今回は更に軽くなりました!
134aガスで試射してみたところ、タレもほとんどなく1マガジン余裕で撃ちきれてしまうのは驚きでしたw
サイクルの低下もほとんど気にならないレベルですね~
ソフトは154aガスしか手に入らなくなってきたら使ってみようと思いますw
大変満足いくものを購入させていただきました!
ありがとうございました!
商品のご感想本当にありがとうございます!
大変励みになります。
これからも動作性向上に効くパーツをご提供できるように頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
スチールキャリアは凄いリコイルですよ(笑)
今後の参考程度によく破損する場所など教えて頂けると助かります。
又、対策パーツがあるようでしたら購入も検討しています。
商品の感想ありがとうございます!
ハンマースプリングは本当に自信作なので気に入っていただけてうれしいです。
スチールボルトキャリアはリコイルを求める人にはたまらないアイテムだと思います!あの重量が移動したときの慣性の力は侮れません。
さて、破損しやすい部分の話ですが、No.66は要注意パーツです。気づいたら割れていたなどの報告を受けております。
あとは、ストライカーロック、ハンマー、シアーなどは消耗が激しいので、使用していて動作がおかしいと思った時には確認されたほうがよろしいかと思います。
初の海外製品でしたが、楽しいSCARライフもこれで安心です。
又、今後のパーツ展開が楽しみです!
コメントありがとうございます。
これからGBBは楽しい季節ですので、楽しんでください!
これからもストライクアームズをよろしくお願いします。
この記事のおかげで割と簡単にトリガー交換ができました。ありがとうございます。あまり目立たない個所ですが、ちょっとかっこよくなったような気がしますw
(トリガー組み込みは多少厄介でしたが、先にピンでトリガーを固定し、トリガーを引きつつスプリングをかけてやれば割と簡単にできます)
しかし組み込めたのはいいものの↑のさしさんと同じ現象になってしまった……。
撃たないからいいんですけどねw
また利用させてもらうと思うので、その時はよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
組込はコツさえつかめば簡単なのですが、はじめてはおっかなびっくりなので意外と苦戦するのですよね・・・。
私も結構分解と組立をしていると思いますが、いまだに初めての機種を分解する時には、おっかなびっくりです(笑)。
どこから外せばいいんだーと試行錯誤・・・。パーツ表を見ると比較的分かりやすい機種は良いんですけれどね・・・。
さて、トリガーの件ですがシアーとハンマーとトリガーのかみ合わせが原因だと思います。スチールは固い上にエッジが立っているので動作不全を起こすことがあります。
その場合はひたすらこなれるまで使用するか、該当箇所を調べて削るかするのがいいと思います。ただ、純正パーツの消耗が半端ない(スチールが固いので純正パーツが一方的に削れます)のでスチールパーツに交換したのが一部であれば、該当のパーツのみ調整するのが良いかと思います。
ハンマースプリングのテンションが足りない場合も同じことが起こったりするので、もしへたっているようでしたら交換で直ることがあります。
という感じでしょうか。多い事例でのお答えになります。
もし、的外れだった場合は・・・ごめんなさい。
あまり撃たないそうなので余計な情報だったかもしれませんが(笑)。
またのご利用をお待ちしております(^-^)
トリガーやハンマーなどのスプリングテンションが強く固定ピンが入れにくいパーツは、片方から六角レンチやドライバーを挿し パーツを抑えながら反対から固定ピンを入れると良いでしょう
両手を使うのでトリガーボックスを固定する必要がありますが かなり楽になるかと思います 固定せずに出来る器用さが欲しいものですw
コメントありがとうございます。
スプリングのテンションが掛かっているので、苦戦することも多い部分ですね。
確かにある程度入ったらドライバーなどで仮止めしてからのほうが楽かもしれません。
おっしゃるとおりバイスなどでトリガーボックスを固定しなければいけないので、道具がある状況での選択肢の一つですね!
当店では何度もやっているうちに、入りやすい角度と力のいれ具合を見いだしました。文章で説明することは出来ない微妙な感覚なので、何度も繰り返しているとふとした瞬間に習得できるかもしれません。
また、ボルトストップを解除してセーフティにしてトリガーを確認すると、ほんのちょっと動いて止まるような感じです。動作上、問題はないと思うのですが、気になってしまうので書かせてもらいました。
組み付けの際に見ながら気になったんですけど、バーと連結している部分のスプリングテンションは前側に掛かっているというのはバーと連結する部分に引っ掛けるんですか? 長文ですいません
コメントありがとうございます。
恐らくスプリングのテンションが正しく掛かっていないか、ヘタってきているところなのかもしれません。恐らくはカックンという感じで2段階で引けてしまうような感じだと思います。
それとセイフティの件もあわせて、セレクター軸が痛んでいると思いますので、作動上問題なくとも、気になるようでしたら交換をお勧めいたします(No.110)。
亜鉛合金製なので、力を少し掛かるとてこの原理で簡単に潰れてしまうので、フィーリングが変わってしまうことがございます。
フルオートシアスプリングは、バーの部分にはかかりません。
前側にテンションが掛かっているというのは、前(銃口側)に押すと後ろに戻るテンションが掛かっているという意味です。
実際に実機で確認してしまうのが確実ですが有償になってしまうので、このご説明で解決のお役に立てればよいのですが・・・。
もし、ご自身での解決が難しいようでしたら当店に修理のご依頼を下さい。
消耗部品の交換も合わせて、調子の良い状態へ整備させて頂きます。